転機

今私は人生の転機に立っている。自分を変えねばいけない時が来た。

というよりも、ようやく自分に向き合い始めることができたという表現のが正しい。今まで決意ばかりで行動に移すまで至らなかった。憧れの対象を見つけ、いつか自分もそうなりたいと思うだけで終わってしまっていた。行動に移していかなければ意味がない。

向き合うきっかけとなったのは、やはり仕事である。社会人二年目で仕事にも慣れ、それまでやっていた業務とは別の新しい業務に携わらせてもらうようになった。最初は苦戦したものの、半年経った今ではものにすることができた。それを認めてもらえたのか、人手不足の為なのかは分からないが、追加で仕事を頼まれるようになった。今までは一つの仕事をこなせば良かったのだが、おかげでメインの仕事が進まなくなった。

しかし、私はこれを異常だと思わなかった。上司から頼まれたことだし。。。今は人手不足で代わりの人なんていないし。。。できませんなんて言ったら自分は無能ですと言っているのと同じじゃないか。。。などという思いから、日々仕事に追われていた。

ある日、それを見た他部署の上司に言われた。

「負担が大きすぎるんじゃない?大丈夫?」

そこでようやく自分の置かれた状況に疑問を持ち始めた。客観的に見た今の自分は異常なのか。確かにメインの仕事が最後まで片付かないことが多くなり、当たり前にさえなっていた。

しかし実はそれを言われる以前に一度、自分でアクションを起こしたことがある。あまりにもメインの仕事が進みそうにないため、他の人(仮にAさん)に手伝って欲しいと頼んだ。Aさんは快く請け負ってくれたが、それをみた上司に何故Aさんがその仕事をやっているんだ??と聞かれてしまった。その時の私は、メインの仕事に手がつかなくて切羽詰まっているのと、自分は今怒られているという焦りから、言い訳がましい言葉しか出てこなかった。あまり覚えていないが、「全然仕事が片付かなくて💦」というような感じで発言したと思う。当然上司からいい顔はされず、また上司の考えではメインの仕事は優先順位でいうと下の方らしく、他部署から応援を頼めばいいとのことだった。

そもそも自分の認識が違ったことを知り、言われたことをやっておけばいいんだと、自分の行動を省みた。

その上での先程の「負担が大きすぎるんじゃない?」という意見である。最初は、自分でも一度アクションしたんだよなあと思い、いやこれら含めて全て私の仕事なので頑張るしかないです。と見栄を張っていたが、その後数回「やっぱり負担が大きすぎると思う。」と言われた。Aさんも、「負担をかけすぎてしまっているのはわかるんだけどね、、、ごめんね」と言っていた。人手不足なのだ。しかしまだそれまで

 

 

 

 

新年

新年を迎えたばかりのまだやる気があるうちに今年の抱負でも語ろうと思う。

 

とその前に、去年を軽く振り返ることとしよう。(軽くで済まないのは目に見えているが。)

去年はいろいろなことがあった。新社会人になって新しい出逢いが沢山あったし、初めての一人暮らしも始めた。

当たり前だが同じ働くということでもアルバイトと仕事では雲泥の差があることを思い知ったし、自分はまだまだ未熟で精神的にも安定していないことも分かった。良いことも悪いことも、毎日のように新しい発見があった。実際それはまだ続いている。

 

特に、自分が未熟であると自覚したことは私の中でとても大きな出来事だった。学生時代のアルバイトでは仕事の面で悩んだことはなく、むしろ自分は出来る方だと自負している部分があった。だから社会人になっても同じようにこなせるのではないかと思っていたのだが、、、実際そう簡単にはいかなかった。

 

初めの頃は大きなミスをすることもなく、うまくいっていたと思う。上司から褒めてもらうことも多く、自分でも満足していた。

しかしある時、大きなミスをしてしまった。これまで頑張ってきて築き上げた信頼が水の泡になるといっても過言ではないほどのミスだった。仕事にだいぶ慣れてきた頃であった。

そのようなミスは2度としないと誓ったのだが数ヶ月後にもまた、1度目ほどのものではないもののミスをしてしまった。

そのときは本当に反省をしたし、そんな自分にも腹が立ち泣きそうになった。その時に温かい言葉をかけてくれた先輩たちには感謝してもしきれない。

しかしこの時は反省をしただけにすぎなかった。

 

そしてまたミスは起こった。一ヶ月前のことである。

そこで確信した。自分は自分が思っている以上に仕事ができるわけではないし、まだ学生アルバイト気分が抜けていないということに。それを認めたときは正直かなり辛かったが、自分の力量を理解することは必要なのだと思う。

 その上で、何故ミスをしてしまったのかを冷静になって考えてみた。

その結果、仕事に対する意識がまだ低く、気が抜けている瞬間があるのではないかという結論に至った。

翌日、仕事に対する意識を常に高く持って仕事に臨んだらいつもよりも良い結果を出せた。これを実践してまだ間もないまま連休に入ってしまったため、ミスの減少に直結するかは分からないが年明けからまた気を引き締めてこれで本当にミスが減るか様子を見ていきたい。

 

 

...長くなったが、振り返ると去年は仕事において軽く挫折を味わい、それを認め、解決策を模索し、どう対処していくか考えた年であった。

今年は社会人としての意識を強く持って真剣に仕事に向き合うことを第一の抱負にしたいと思う。

また、私は根っからのめんどくさがりでありそれが原因で少なからず損をしてきたと思うので、小さなことでもこれはやった方がいいだろうなと思ったことは自分のために、あるいは他人のために必ずやることを決めた。

第三の抱負として「思いやりの心を持って人に接する」というのを挙げたい。私は男女問わず思いやりがある人に好感を持つのだが、他人に求めるものの自分には備わっているか自問自答した結果うなづくことができなかったのでこの抱負にした。尊敬するB先輩に近付くための一歩にもなるだろう。

 

そんなわけで以上の三つを抱負に、今年は一味も二味も違う自分になりたいと思っている。いや、必ずなってみせる。ピグマリオン効果とあるように口に出すことは大切である。頑張ろう。

 

おわり

 

 

完璧な人

世の中にはいろいろな人がいる。一人として同じ人はおらず、それぞれ個性がある。だからこそ面白い。

 

去年社会人になった私は様々な人に出会う機会があった。20代から60代まで、真面目な人もいれば変わった人もいて人間って本当に面白いなと思い知らされる出来事が沢山あった。

そんな中、私は完璧な人に出会ってしまった。職場の先輩だ。(仮にB先輩とする)

 

少なくとも24年間生きてきた中では一番であるし、これからもその人を超える人は現れないのではないかと思ってしまう程に完璧なのだ。

 

そんな彼女の完璧さに気づいたのは出会ってから3日経った頃であった。

いやでも彼女も人間だし、これから付き合っていくうちになんかしらボロが出るだろうと正直思っていたのだが、8ヶ月経った今でも彼女に抱く印象は変わらない。

 

・とにかく可愛い(目の大きさ/鼻の形/歯並び/パーツの位置が完璧) 

・肌が白くて綺麗

・まつ毛が長い

・スレンダー 

・ちょうど良い身長

・髪に艶がある

・いい匂いがする  

・優しい

・思いやりがある

・悪口やマイナスなことは言わない

・空気が読める

・頭の回転が早い

・仕事ができる

・さっぱりしている

・コミュニケーション能力が高い

・話が面白い

・先輩だが友達のように盛り上がれる

・人見知りをしない

・なんでもソツなくこなす

・察知能力が高い

・達筆

・運動神経が良い

・よく笑う 

・目を見て話してくれる

・声が可愛い

・声が大きい 

・オシャレ

・自分の考えを持っている

・ハキハキしている

・実年齢よりかなり若く見える

・感情をコントロールできる

・常に落ち着いていて自然体

 

ぱっと思いついただけでもこんなにも挙がる。こんなに素晴らしい人が同じ職場の先輩にいるのだ。幸せである。そのことに感謝しつつ、彼女を目標にこれから頑張っていきたい。

 

おわり

 

 

 

新社会人

大学時代の友人が最近ブログを始めたのでそれに感化された私も久しぶりに更新してみることにした。

 

前回更新した頃は大学生だった私も今は就職をし、はや2ヶ月が経とうとしている。社会人としての新しいスタートを切ったということで様々な環境の変化があったが、中でも一番の変化は会社の寮で一人暮らしを始めたことだろう。


私はそれまで一人暮らしをしたことがなかった。実家から大学までそこそこ時間をかけて通学していたが、下宿しようと思ったことは一度もなかった。なぜなら実家が大好きだからである。第一に家族がいるし、母は美味しいご飯を作ってくれ、ベッドはふかふかだからである。

就職先が決まった時も、電車通勤をしようと思っていたため、私はてっきり一人暮らしとは無縁の生活を送るものだと思っていた。

しかし、毎日通勤をする煩わしさを考えると会社の近くにある寮に住むのがいいのではないか?ということになり、就職する1ヶ月程前に私の一人暮らしが突然決定したのであった。

しかし、不安はなかった。というよりも実感が湧かなった。


入寮の日、初めて寮母さんと顔を合わせ説明を受けた時にようやく実感が湧いてきた。寮母さんは絵に描いた肝っ玉母ちゃんのような人ですごく安心した。他の寮生もフレンドリーですぐに打ち解けられた。 食堂のご飯も美味しいし、部屋も思ってた以上に良かった。


一人暮らしって案外楽しいかも!そう心から思った。


実家暮らしの時とは違い、一人暮らしをする際には全て買い揃えないといけないが、逆に言えば全て自分で好きなように選べるということだ。実家暮らしの時はシャンプーやリンス、コンディショナーは置いてあるものを使っていたが、せっかく一人暮らしするなら少しこだわってみようということで、今まで買ったことのなかったLUSHのボディソープやサロンのシャンプーを買ってみたり、自分で選択したものを買って使うということがとても楽しかった。

また、土日は寮のご飯をあえてカットして外食したり、初めてお金を払ってマッサージをうけてみたり、時には寮に籠って読書をしたり自分の過ごしたいようにするのも楽しい。

薄々感づいていたが、どうやら私は一人の時間が結構好きらしい。友達や家族と会うのももちろん良いが、一人きりで出かけるのも同じくらい好きである。

また、最近運動を始めた。なぜなら、寮や社員食堂のご飯が美味しすぎるあまり太ってしまったからだ。(働き始めたらむしろ痩せると思っていたが...)

はじめは1日1万歩以上を目標に1時間程ウォーキングをしていたが、慣れてきたので昨日からランニング+ウォーキングのインターバルに変更した。ランニングウェアとシューズもちゃんと自分好みのものを購入して揃えた。特にランニングシューズは4500円と安いのに好みのデザインで全く安っぽく見えないのでとても気に入った。

 

 


...と、ここまで下書きをしてから随分経ってしまった。下書きを書いたのは5月頃で、これを書いている現在は年をまたいで1月1日である。なんだかめんどくさくなってしまったのでこのトピックはこれで終わらせることにするが、要は一人暮らしは楽しいという内容である。その気持ちは今も変わらない。一人暮らし最高!あけましておめでとう!

 

おわり

ワオキツネザル

先程友達とのラインのやりとりの中で、わお!と思う出来事があり、それに対しワオキツネザル!と返したのだが、我ながら気に入ってしまった。

 

ブログを更新するのは久しぶりである。これからはどんどん更新していこうと思う。

 

...と言うのはもうやめた。

いやそもそも、そのようなことを言ったことは一度もないのだが。ブログは強制されるものでも自分に課すものでもない。好きな時に好きなことを書けばいいのだ。

今回ブログを更新した理由も、ここにアクセスしてくれる人はまだいるのだろうか?とふと疑問に思ったからである。

他のブログはどうかわからないが、このはてなブログは一日や月ごとのアクセス数を知ることができる。

私はブログのURLをインスタグラムの自己紹介欄にしか載せておらず、特にこれについて友人に話したこともない。さらに、更新頻度もかなり低いためアクセスする人なんてほとんどいないのではないかと思っていたが、3月に入ってから今日まで1度だけアクセスがあった。誰かはわからないが、少し嬉しかった。と同時に、更新してなくて申し訳ないと言う気持ちでいっぱいになった。いっぱいであるというのは言い過ぎたが。

 

私の悪い癖で、ついつい前置きが長くなってしまったり、話の本筋とは関係ないところも事細かに書いてしまうことがある。おかげで話したい内容を忘れてしまった。

 

 

 

 

 

 

思い出した。最近不運なことが続いているのだ。1つ目は3週間前のことである。私は高校時代の友達とイタリアへ卒業旅行に行く約束をしていた。2年ほど前から話は出ていて、これを糧にこの1年間バイトを頑張ってきたと言っても過言ではない。

しかし出発2日前の夜になって友達からこんなラインがきた。

「どうしよう、パスポートがない」

衝撃だった。パスポートの再発行は最短でも1週間かかる。死ぬ気で探す他方法はないのだ。

結果、残念なことにパスポートは見つからなかった。大晦日の大掃除の際に親が捨ててしまったのではないかということだった。

当然旅行はキャンセルすることになった。これが1度目の不幸である。

 

2度目の不幸はまさに昨日起きた。イタリア旅行を断念した1週間後に別の友達から韓国に行かないかと誘われ、二つ返事で往復の航空券とホテルを予約した。

そして出発日まで残り3日となった昨日、その子からラインが来た。

...察しがいい人はわかるかもしれない。

信じられないことであるが、どうやらその子もパスポートを失くしてしまったようであった。

かなりショックだった。なんならイタリアよりもショックだったかもしれない。タイミングがタイミングだったからだろう。

結局見つからず私は1ヶ月、いや半月足らずで2度も旅行をキャンセルすることになってしまった。

こんなこと、あるんだなぁ。

2人目の子に関してはもしかしたら直前になってめんどくさくなってしまったのでは、、?と思うところも正直あるのだが、真実はどうだっていい。この短期間で2つも旅行が頓挫したことに変わりはない。なんたる不幸。。。

そういえば今年は初詣に行ってない。そういうことなのか、、。そういうことにしておこう、、しくしくしくしく

 

 

おわり

 

追記

後日初詣に行った。せっかくならとおみくじを引いたところ末吉が出た。今まで末吉が出たことなど一度もない。ほとんどが大吉で、たまに吉が出る程度だった。やはり今年はついていないのだろうか、、。ちなみにネット占いをした結果も、ここ3ヶ月の運勢が悪いと出てしまった、、。なかなかよろしくないスタートを切ってしまったようである。

 

坊主

やはり私は坊主だった。ただ、それが3日でなかった点については褒めてほしい。

 

最後に書いたブログから3ヶ月以上経った。歳をとると時間が経つのを早く感じるというのはうなづけることで、例えば今日は9月20日であるが、9月になってもう20日経ったのかと驚く自分がいる。このように1ヶ月ごとで見ていくと確かに早く感じるのだが、3ヶ月や半年といった長いスパンで見るとどうだろう。案外妥当なのかなと思ってしまうのは私だけだろうか。

さて、ブログをサボっていたこの3ヶ月間で様々な出来事があった。しかし、日頃から日記をつけておらず、記憶力も鈍ってきた私が思い浮かべたのは比較的記憶に新しい岡山での免許合宿のことである。

 

現在大学4年生である私は、つい1週間前まで免許を持っていなかった。大抵の大学生は1年生、遅くとも2年生までには長期休暇などを利用して免許を取りに行くものである(少なくとも私の周りの人はそうであった) のだが、いつか取ればいいやと先延ばしにしていたら気づけば4年生になっていた。このままいけば無免許のまま社会人になってしまうと焦った私はようやく「車校 合宿」と検索をかけはじめた。そうして見つけ出したのは岡山県倉敷市にある自動車学校であった。わたしの中で車校を決める基準として、①合宿プランを設けているところ ②できるだけ地元から離れた県にあること というのがあり、まさにそこはうってつけの場所であった。

他の車校がどうかは分からないが、そこは家から車校までの新幹線代を負担してくれるとのことだった。特に領収書は必要ないという。そこで、当時金欠を極めていた私はひらめいてしまった。

「夜行バスで行けば、儲かるんじゃね」

それに気づいたのが出発の前日というところで、私のなんでもギリギリにやってしまう癖が出てしまっているのだが、ひらめいてしまった以上は行動に移さずにはいられず、すぐに夜行バスの予約にとりかかった。

翌日、無事に夜行バスに乗ることができ一安心した私だが、何を思ったのか2週間分の荷物が入った大きなキャリーケースを車内に持ち込んでしまった。ただでさえ狭いのに、だ。キャリーケースは天井の荷物置き場に入るわけなどなく、自分の足置き場を犠牲にするしかなかった。足を満足に伸ばすことができず、縮こまるようにして寝た私がうまく寝付けなかったことは言うまでもない。 

 

そんなわけで気持ちの良くない朝を迎えてしまったが、バスを降りた途端目に入った倉敷駅という文字が嬉しくてさっきまでの疲れが嘘のように、1人で岡山に来れたという達成感に満ちていた。

そのあと、電車を乗り継ぎ集合場所である駅に着くと私と目的を同じくする同志たちが数名いた。男子大学生2人組に、女子大学生1人(仮にA子)に、40代くらいの女性が1人だった。男子大学生たちは友達同士でここに来た様子で、私も友達と来たかったなあと少し羨ましく思ったが、のちに1人で来て良かったと思える事件が起こる。それについてはまた後で話すことにしよう。

女子大生A子は、私と同じく1人で合宿に臨んだ様子で(つまりぼっち)、明るめの茶髪ロングにおヘソが見えるくらいの短めの丈の黒Tに黒スキニー、肩からはサンローランのショルダーがかかっており、キャリーケースはショッキングピンクだった。後ろ姿のみの情報だったが、正直なところちょっとチャラそうだなあなんて思ってしまったが、どんな顔をしてるのかしらと気になった私は、横に立って顔をチラ見してみることにした。

...声もかけずにいきなり横に立ち、人様の顔を覗くなんて我ながら気持ちの悪いことをしたが、私はコミュ症のくせして他人のことが気になって仕方ないタイプなのだ。

どんな美人なのかしらと想像を膨らませながら覗いた彼女の顔はなんと、、、とても美人だった。なんだよ想像通りかよ!と何故か残念がる自分がいたが、とにかく彼女は美人だった。

あれ....?でも待てよ...何かがおかしい。

彼女の顔に少し違和感を覚えた。何かこう...完璧すぎる気がしてしまった。

この際、一度覗くも二度覗くも同じだろ!思った私はその違和感の理由を明らかにするべく、二度目のチラ見を犯した。そこで確信した。

 

彼女は整形していたのである。ちなみに先に言っておくが、私は整形否定派ではない。本人が決めたことなのだからそれについてどうこう言うつもりはない。個人の自由だからである。ただし自分が整形をするか否かと言われたら間違いなく後者であるが。

話を戻すが、彼女は整形をしていた。もちろん、本人に確認したわけではないが誰がどう見ても整形だった。しかも一箇所ではない。少なくとも目、鼻、口、アゴの四箇所は施しているようだった。

 

当時それを目にした時の私はというと.....シンプルに感動していた。整形って本当にこの世に存在するんだなぁと思った。これまでネットやテレビで何度か目にしたことはあったが、実際に目にする日が来るとは思ってもみなかった。

と思ったのも束の間、その数秒後には失礼承知で言うが、整い過ぎた不自然な顔に恐怖を感じていた。

実際、合宿が始まってからも何度もタイミングはあったはずなのに怖くて彼女に話しかけることができなかった。というよりもなんて話しかけたらいいのか分からなかった。整形したの?と軽々しく問うわけにはいかないし、かと言って整形について言及せずに他の話題を振ったらそれはそれで私が彼女に気を遣っているのを感づかれてしまうのではないかと考えると話しかけることはできなかった。

4日目くらいに初めて彼女から話しかけてくれたことがきっかけで、それからは多くはないが度々言葉を交わすことがあった。それを通して、ぼんやりではあるが彼女のことがなんとなく分かってきた。彼女はごく普通の大学生だった。整形しているからといって、無根拠に怖いと思って近付けないでいた自分が情けなくなった。

しかし結局、合宿中彼女と言葉を交わしたのは数回だけだった。もし彼女が整形していなければ、、、なんて思っても今となってはもう遅い。私の狭い心が引き起こした少し苦い思い出となってしまった。

 

だがこの合宿は楽しいことの方が圧倒的に多く、学生最後の夏休みをとても彩りあるものにしてくれたのは間違いない。その楽しい話たちについてはまた話そうと思う。 

 

終わり

 

スライム

前回youtubeの話をしたが、私が見る動画の1つにスライムをひたすら触るというのがある。視覚的にはもちろん、聴覚的にもかなり癒される気がするので個人的には大好きな動画である。

さて、今日は朝から雨が降っていたためウォーキングと縄跳びを断念した。せっかく早起きしたのだから二度寝せずに何かやろうかなと思ったところで、なぜかスライムが頭に浮かんできた。スライムを作りたい欲求が出てきたのである。

今日はパートが休みのため家にいた母に、ダメ元でスライムの作り方を聞いてみたところ、なんとスライムキットをどこからか引っ張りだして来てくれた。どうやら小さい頃によく作って遊んでいたらしい。悲しいことに全く記憶にはなかったが。

作る環境が整ったいま、作らないわけにはいかない。ということで試しに1つ作ってみた。

作り方は簡単で3つの材料をただ混ぜるだけであった。レシピ通りに料理が作れない私でも1発で簡単に作れたほどだ。

その結果、どっぷりハマってしまった。手触りがなめらかでひんやりしたスライムの感触がやみつきになってしまった。さらに、絵の具を加えると自由自在に自分の好きな色にできるので、透明な大きいスライムを作っては小さく分けそれぞれ違う色に着色するというのを母と一緒になって繰り返して遊んでいた。気づいたら3時間経っていた。いかにスライムにハマってしまったかがわかるだろう。

 

ただ、わたしはかなりの飽き性なので明日になったら見向きもしないかもしれない。

f:id:fw615:20180606223134j:image

終わり